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感性に深く意識づけするために
子どもたちの教育現場でしばしば取り沙汰されるいじめなどの問題には、
だれもが心を痛め、適切な解決策を模索しています。
私は幼児教育の現場でお手伝いをさせていただきながら、「幼児期に感性をどう磨くか」で
その後の成長が大きくちがってくることを教わりました。
そして、どうすれば子どもたちの感性に、マナーやルールを効果的に意識づけできるだろうか、
と考えつづけてきました。
どれも目には見えないけれど、確実に子どもたちへと手渡していかなければならないもの。
思い至ったのは、このバッジでした。
想いを確かめあえる象徴として
とはいえ、バッジそのものには特別なパワーも、決まった名前もありません。
想いを込めてバッジを手渡し、身につけて生活し確かめあうなかで、
心に植えた種をすこしずつ育ててもらいたいと思っています。
そうすれば、このバッジが園の理念や大切にしたい気持ちのつまった象徴となり、
気づいた優しさや思いやりが胸にしっかり根ざしていくことでしょう。
それがやがては、子どもたちに自信と責任をもった行いをもたらすことになると期待しています。
園の教育方針に合った言葉かけとともに、独自の使いかたとネーミングをしてください。
お友だちと共有し、地域・社会へと広がる想い
このバッジへの協力は、全国の園や施設に呼びかけています。
すべてが、同じバッジです。
全国で「同じバッジをもった友だちが他にもいる」という意識を共有してもらいたいからです。
子どもたちの心にまかれた種がどんどん成長するとともに、このバッジに込められた想いも、
ひとりから園、園から地域へ広がることを願っています。
このバッジに力を与えるのは、最終的には子育てに携わる全ての人です。
それぞれ形は違えど、いま、大切にしなければならない想いは、きっとひとつです。
リンドウアソシエイツ 前代表取締役 |
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なかじまちゆき/
大学卒業後一般企業に勤務。その後、「心に残る想い出作りのお手伝いをしたい。
感性豊かな子ども時代にこそ、本当に良いものに触れてほしい。」との想いから、
平成2年に幼稚園・保育園に特化した企画制作会社・リンドウアソシエイツを設立。
園と子どもを見続け20年。2009年に永眠するが、想いは相澤亜紗美(旧姓 中島)にバトンタッチ
されている。 |
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